ダルビッシュ、7回3失点も痛恨逆転被弾…今季初勝利&日米通算197勝目お預け


◆ ストライク率72%で7回投げ切るも…

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が2日(日本時間3日)、本拠地でのカージナルス戦に先発登板。7回5安打3失点と力投したが、勝利投手の権利を持たずマウンドを降りた。

 初回はテンポ良く9球で3者凡退スタート。2回も一塁・クロネンワースの好守に助けられるなど9球で3つのアウトを奪い、2回パーフェクトの好スタートを切った。1点を先制してもらった直後の3回は、先頭の7番・スコットに右中間突破の二塁打を許したあと、一死三塁から9番・ウィンに左犠飛を許し同点に追いつかれた。

 それでも4回は再び3者凡退に抑え、再び2-1と1点リードに変わった5回もピシャリと3者凡退。5イニングをわずか45球で乗り切り勝利投手の権利を得た。

 しかし6回、一死からこの試合初めての四球を与えると、二死後、3番・コントレラスに痛恨の逆転2ラン被弾。1ボール1ストライク後の低めスプリットを右中間席へ叩き込まれ、ダルビッシュは打たれた瞬間にガックリと膝をついた。

 7回は先頭の6番・ウォーカーに三塁線突破の二塁打を許したが、続くスコット、シアーニを連続三振に仕留めるなど後続をピシャリ。7回82球、5安打3失点、6奪三振1四球と力投したが、2-3と1点ビハインドの状況で降板。82球中59球がストライクとテンポの良い投球でゲームメイクしたが、今季初勝利と日米通算197勝目はお預け。パドレスは8回表のマウンドに松井裕樹が上がった。

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