中日、2試合連続の逃げ切り失敗でドロー…涌井が快投も松山が再び8回に失点


ヤクルト 1 - 1 中日
<2回戦・神宮>

 中日は2試合連続の逃げ切り失敗。開幕2戦目は引き分けに終わり今季初勝利はお預けとなった。

 開幕2戦目を託された先発・涌井は初回から安定感抜群。3回は先頭からの連打で無死一、二塁としたが、素早い二塁牽制で二走・中村をタッチアウトに仕留めるなどピンチを脱した。4回は3番・オスナ、4番・村上を連続三振に退け、史上24人目となる2000奪三振を達成。1点リードの中盤以降も丁寧な投球で6回までゼロを並べた。

 7回は先頭のオスナに左前打を許し降板。そのあと一死一、三塁のピンチを招いたが、3番手の清水が踏ん張りゼロ刻んだ。1点リードの8回は前夜の開幕戦で負け投手になった松山が再び登板。しかし、二死から痛恨の同点打を浴び涌井の白星権利は消滅した。

 攻撃陣は3回、2番・田中のプロ初打点となる左前適時打で先制するも、4回以降は追加点を奪えず。救援陣は同点に追いつかれた9回以降、勝野、祖父江、橋本、マルティネスが1イニングずつゼロを刻んだ。

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