楽天・島内、9回二死から同点打 OP戦打率.313&出塁率.450、完全復活の兆し


オープン戦
巨人 1 - 1 楽天
<3月23日・東京ドーム>

 楽天の島内宏明外野手(34)が巨人とのオープン戦に「5番・左翼」でフル出場。1点を追う土壇場9回に起死回生の同点適時打を放った。

 楽天打線は8回までわずか1安打で無得点。それでも9回、巨人5番手・大勢に対し二死から代打・鈴木大の左翼線二塁打などで一、二塁の好機を作り、5番・島内が起死回生の右前適時打を放ち追いついた。

 島内は2回の第1打席こそ左飛に倒れたものの、5回の第2打席は死球、7回の第3打席は四球で出塁し、9回の同点打を含め3打席連続出塁。2打数1安打1打点の働きでオープン戦打率は.313、同出塁率は.450にアップした。

 昨季は開幕直後からの不調が長引き二軍落ちも経験したが、8月の再昇格後は3割を超える打率をマーク。2021年に打点王、2022年は最多安打のタイトルを獲得した好打者が、約1週間後のシーズン開幕へ好調を維持している。

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