○ 中日 3x － 2 DeNA ●
＜7回戦・バンテリンドーム＞

　中日は今季初のサヨナラ勝ち。3連勝で2カード連続の勝ち越しを決め、残る借金は「11」となった。

　中日は先発の松葉が初回に2失点。それでも左腕は2回以降ゼロを刻み、5回66球、4安打2失点で降板した。

　打線は2点を先制された直後の1回裏、3番・細川が4号ソロを左翼席中段へ運び1点差。6回も再び細川が、5号ソロを右翼席へ運び追いついた。現役ドラフトでDeNAから加入した背番号0は、古巣相手に4打数4安打2打点の大暴れ。逆転劇の立役者となった。

　松葉のあとを受けた救援陣は無失点リレー。すると2－2のまま迎えた9回裏、二死二塁で途中出場の村松が一塁へゴロを放つと、ベースカバーに入った三嶋との“競争”を制し結果は内野安打に。この間に二走・伊藤が判断よくホームへ滑り込み、劇的なサヨナラ勝ちで6番手のマルティネスに今季初白星（1敗12セーブ）が記された。