【ヤクルト】村上宗隆が更改「日本でやる最後のシーズンになると思います」

契約更改を終え来季の目標を「優勝日本一」としたためた村上宗隆(カメラ・岡野 将大)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6億円でサインした(金額は推定)。

 3年契約2年目の今季は、33本塁打で2年ぶり3度目の本塁打王に。86打点で2年ぶりの打点王も獲得し、3冠王になった22年以来の2冠に輝いたが「胸を張れる数字ではなかった。2冠には納得していませんが、自信にして来シーズンに向けて頑張っていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 22年オフ、25年シーズン終了後にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を認められており、契約最終年でもある来季が日本で最後のシーズンとなることが濃厚。「日本でやる最後のシーズンになると思います。最後、笑顔で背中を押してもらえるような成績を残したい。優勝して日本一だけ残していく目標しかない。僕が活躍すれば優勝できる」と色紙には「優勝 日本一」としたためた。数字にこだわらず、自らのバットでチームを3年ぶりのリーグ優勝に導いていく覚悟を示した。

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