【ロッテ】ドラ1・西川史礁が契約合意 背番号は青学大の先輩・井口資仁氏の「6」を継承「自分の生涯、全力をかけてやりたい」

背番号「6」と発表されたロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(カメラ・竹内夏紀)

 ロッテのドラフト1位・西川史礁(21)=青学大=が1日、横浜市内で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円(推定)で契約に合意した。目標に掲げる同じ青学大からロッテなどで日米通算2254安打をマークした井口資仁氏の背番号「6」を継承することが発表され、西川は「ロッテにとって背番号6は本当に特別なものだと思いますし、背番号を託してくれた球団の皆さんに感謝しますし、自分の生涯、全力をかけてやっていきたい」と力を込めた。

 今春の欧州代表戦では侍ジャパントップチーム入りした右の大砲。東都リーグの青学大は、先月19日に開幕した明治神宮大会を制し、春秋リーグ戦V、全日本大学選手権優勝と合わせて“4冠”に輝いた。一方、西川は秋のリーグ戦の死球で右手人差し指を骨折。現状については「順調に回復しています」と話した。

 チームの外野は藤原、高部、山口ら若手に加え、中堅の岡、ベテランの荻野、角中らがいるなど争いはし烈だ。期待の21歳は「1年目の目標は、まずは開幕スタメンを取りに行く強い気持ちでやっていくのと、しっかりとシーズンを通して出られるように、新人王を目指したい。将来的には日本の4番といわれるような打者になりたい」と、決意を込めた。

ジャンルで探す