水原一平被告の判決は来年「1・25」に“再延期”と米報道 大谷翔平の口座から26億円を盗む

水原一平被告

 ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の判決日が来年1月24日(日本時間25日)に“再延期”されたと27日(同28日)、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のE・ドレリッチ記者が自身のXで伝えた。

 同被告はこれまで2度出廷。借金返済のため、ボウヤー被告側に送ったとする銀行詐欺などの罪を認めており、当初の予定ではド軍が出場したワールドシリーズ初戦となる10月25日(同26日)に量刑が言い渡されるはずだった。しかし、9月には必要な手続きに時間を要するとして期日を12月20日(同21日)に延期するように連邦地裁に申し立てていた。これで2度目の延期となった。

 今季の開幕直後に判明した水原被告の裏切り。米カリフォルニア州の連邦地検によると、水原被告は21年11月頃から24年3月頃にかけて、違法賭博で抱えた借金返済のため、大谷の口座から約1659万ドル(約26億円)を盗み、賭博の胴元側に不正に送金。大谷の口座から得た金を課税所得と報告しなかったとして、虚偽の納税申告の罪にも問われている。

 この日、米「LAタイムズ」のN・フェノ記者は自身のXで判決日の再延期要請とともに、水原被告のブックメーカー、マシュー・ボウヤー被告の弁護士が依頼人の判決を(25年)2月7日(同8日)から4月4日(同5日)まで延長する共同和解案を提出したと報じている。

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