【楽天】則本昂大 7年契約最終年の来季もクローザー希望 退団する田中将に「すごくビックリした。どこかしらの球場でお会いできると思う」

 楽天の則本昂大投手が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改し、7年契約の最終年となる来季、3億円プラス出来高払いでサインした。(金額は推定)

 今季パドレスに移籍した松井裕樹の後釜として先発からクローザーに転向。54試合に登板し、3勝4敗32セーブ、防御率3・46で最多セーブのタイトルも獲得した。「(タイトルを)とれたことはすごくうれしいですけど、失敗したシチュエーションも何回もあるんでそこをなくしていきたい。セーブは自分だけではとれない。セーブシチュエーションで回してくれたチームメートや使い続けてくれた首脳陣、トレーナーさん、トレーニングコーチ、ブルペンキャッチャー、その他にもスタッフ沢山いますけど、そういった人達のおかげで最多セーブをとれたと思うんで。全員でとれたなっていう。そこがすごくうれしいタイトルですね」と振り返った。

 すでに三木監督には「来年も抑えをやりたい」と意思を示した則本は「去年この場で抑えをやると伝えた時から終わるまで後ろで投げたいなっていうつもりで、その覚悟で僕は抑えを引き受けたので。だから来年先発に戻るとかそういう気持ちは僕の中にはなかったです」と生涯クローザー宣も飛び出した。

 また24日に田中将が自身のYouTubeを更新し、「楽天イーグルスとは来季の契約を結ばずに新たなチームを探す事に決めました」と球団を退団する意向を表明した。このことについて問われると「僕も聞いた時すごくビックリした。全く聞いていなかったので。そこは田中さんの野球人生なので選択したことは応援したいというか、まだ野球を辞めるわけではないので。どこかしらの球場でお会いできると思うので。そこは楽しみにしたい」と語った。

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