巨人・菅野、レジェンドの記録更新　セ投手では最年長３５歳でＭＶＰ　最年長受賞は８８年南海４０歳強打者

◆ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ　２０２４　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ

　今季のプロ野球のタイトル獲得者などを表彰する「ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ　２０２４　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ」が２６日、都内のホテルで行われ、巨人・菅野智之投手（３５）が４年ぶりにセ・リーグの最優秀選手（ＭＶＰ）を受賞した。３５歳での獲得はセ・リーグ投手最年長で、３度の受賞も同初。

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　◆記録メモ

　▼…菅野（巨）が３度目のＭＶＰ。３度以上はイラストの通り１０人目。巨人では、９度の王、５度の長嶋、３度の川上、松井に次いで５人目。投手で３度は、山田久志（阪急）、山本由伸（オ）と並ぶ最多回数。セの投手では、２度の別所毅彦（巨＝５２、５６年）、藤田元司（巨＝５８、５９年）を上回り最多になる。

　▼…菅野は３５歳シーズンでＭＶＰ。最年長ＭＶＰは、８８年門田博光（南海・指名打者）の４０歳シーズン。投手は４７年若林忠志（神）の３９歳。セの最年長は１６年新井貴浩（広・内野手）の３９歳。セ投手の最年長は、５６年別所毅彦（巨）の３４歳を抜いて菅野が投手最年長ＭＶＰだ。なお、巨人の最年長ＭＶＰは７７年王貞治の３７歳。