【ソフトバンク】名バッテリーが来季は勝負? 甲斐拓也「悪いイメージない」有原航平「けっこうアウトは三振」
「2024プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日に東京都内で行われ、パ・リーグで受賞したソフトバンク・有原航平投手と甲斐拓也捕手が出席した。ともに32歳。「(2人で)春季キャンプから目指そうと言っていた賞なので、うれしい」と声をそろえた。
初受賞の有原は女房役を「すごく相手の特徴を頭に入れてくれている。何よりもブロッキング。僕はフォークやチェンジアップをたくさん投げるけど、走者が三塁でも心配なくワンバウンドを投げられていた」と絶賛。甲斐は20年に千賀と受賞して以来の2度目で「エースとして、イニングを投げ切ってくれる。僕のことをそう言ってくれますけど、本人も相手のことを見て、勝ちにつなげる準備をしている投手」とたたえた。
甲斐は国内FA権を行使。巨人と交渉を行うなど、移籍か残留か、揺れる身だ。「今のところ答えられることがない。しっかり考えながら決断していきたい」と語ったが、今季の最優秀バッテリーが来季は対戦する可能性もある。有原は「打たれたらいろいろ言われそう。しっかり抑えたい」と宣言。甲斐が「(有原が)日本ハムの時から何度も対戦してホームランも打ったし、ヒットも打点も四球も。悪いイメージはない」と自信をみせると、有原も「でも、けっこうアウトは三振なので」と譲らなかった。甲斐は「その(移籍)前提ではないですけどね」と苦笑いしながらも、絶妙な掛け合いでコンビの仲の良さを示した。
11/25 14:56
スポーツ報知