【侍ジャパン】決勝の先発・戸郷は2被弾を含む無念の5回4失点KO…6回からは2番手左腕・隅田に継投

陳傑憲に豪快な特大3ランを浴びた戸郷翔征

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 ファイナル▽決勝 日本―台湾(24日・東京ドーム)

 大会2連覇を狙って今大会無傷の8連勝、国際大会27連勝で決勝に進出した侍ジャパンは、先発の戸郷翔征投手(巨人)が2被弾を含む5回7安打4失点で降板した。6回からは2番手左腕・隅田知一郎投手(西武)がマウンドに上がった。

 初回に2死から二塁打を許したが、無失点発進だった戸郷。2回は3者凡退で抑え、3回は2死一、三塁のピンチを迎えたが、初回に二塁打を浴びた陳傑憲を遊ゴロに打ち取った。打線は4回まで放った安打は3回の投手強襲の源田(西武)の1安打のみ。両軍無得点で試合は進んでいたが、両軍無得点の5回先頭に8番打者の林家正にソロを浴びた。さらに1死一、二塁のピンチを招くと、3番・陳傑憲に豪快な特大3ランを浴びた。

 19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBCと国際大会で頂点に立ち続けてきた侍ジャパン。今大会は、井端監督の下、13日のバンテリンドームでの1次リーグ初戦を9―3で快勝すると、前日23日のスーパーラウンド台湾戦(東京ドーム)まで無傷の8連勝。決勝で対戦する台湾にも、16日の1次リーグでは3―1、前日23日のスーパーラウンドでは9―6で2連勝して、19年の第2回大会に続く大会2連覇へ弾みをつけた。

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