【中日】岡林勇希が300万円減の7000万円で更改 右肩炎症の今季は全試合出場逃す「また1年間フルイニングで」
中日・岡林勇希外野手が24日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、300万円ダウンの7000万円でサインした(金額は推定)。
「今年はけがから始まったので、けがをまずはしないこと。1年間フルイニングで出ることをまたもう一回、初心に返ってやっていこうという話をした」
新背番号「1」で迎えた高卒5年目の今季は、2月のオープン戦で発症した右肩炎症の影響を受け、開幕は2軍でスタート。セ・リーグ最年少で自身初のフルイニング出場を果たした昨季から一転し、1軍復帰は4月下旬にずれ込んだ。
その後は主に中堅手として123試合に出場。3年連続での規定打席到達はクリアしたものの、109安打、打率2割5分6厘、12打点はいずれも22年のレギュラー定着後ではワーストの数字となった。
「タイミングとかもろもろ含め、ちょっとしたズレがあったので、(状態が)上がってこなかった」と反省。そのなかでも「後半戦は良かったので、その良さを生かしつつ、レベルアップできるように」と成長を誓った。
一方、俊足と強肩を生かした外野守備では無失策と安定感が光り、3年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞した。「守備の面では、しっかりとやるべきことができた」と納得の表情。「捕れるところをもっと増やして、両翼から信頼されれば」と、外野手の司令塔になる決意を明かした。
6年目となる来季の目標については、改めて「143試合出場」と設定。「試合に出ているのは楽しいし、『無事是名馬』の通りかなって思う」と、レギュラーとしてチームを引っ張る覚悟だ。
11/24 15:01
スポーツ報知