【巨人】矢野コーチ、特別支援学校の球児に見た「野球が大好き」という原点「こういう気持ちで野球がしたい」

野球教室にサプライズで登場した(左から)矢野謙次コーチ、横川凱、門脇誠、浅野翔吾(カメラ・竜田 卓) 

 巨人の矢野謙次2軍打撃チーフコーチが23日、ジャイアンツ球場で行われた球団創設90周年企画「読売巨人軍×甲子園夢プロジェクト」の特別練習にサプライズ登場した。

 同プロジェクトは、全国の特別支援学校に通いながら硬式野球を続けている球児の受け皿として発足した団体。この日は所属する27人が全国から集まった。矢野コーチは最初、浅野とともに外野手にフライを投げながら守備指導を行い、その後の打撃練習では球児のスイングに熱視線を送った。

 練習終了後には「無条件で野球が大好きという姿を見られて、原点だと思いました。こういう気持ちで僕も野球がしたい」と感慨深げ。「こういう活動は絶対に必要、大事だと思うので、それをジャイアンツが先頭切ってやっていく。球団が仕切ることもいいですし、大切さを分かった上で、選手たち自らこういう活動をどんどんやっていくのことも広がっていったらいいなと思います」と願った。

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