米国の“104盗塁男”が初回から二盗、三盗で東京ドーム騒然 プレミア12も8試合で9盗塁と大暴れ

1回1死二塁、三塁盗塁を成功させたアメリカ・シンプソン(カメラ・渡辺 了文)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド ベネズエラ―米国(23日・東京ドーム)

 プレミア12米国代表で1番打者を務めるC・シンプソン外野手(24)が初回から“神足”を披露した。

 ベネズエラ先発のバルガスから初回先頭の第1打席で左前打を放つと、次打者の3球目にスタート。ベネズエラ側がリプレー検証を要求する際どいタイミングとなったが、セーフのまま判定は変わらず二盗成功となった。さらに1死二塁から2球目に三盗を決め、先取点にはつながらなかったが、球場をどよめかせた。

 シンプソンは今季、マイナー戦110試合の出場で104盗塁をマークした有望株。今大会も1次リーグではメキシコ戦で3盗塁を決めるなど6盗塁。スーパーラウンドでも前日の台湾戦で1盗塁を決めており、これで今大会は8試合目で9盗塁となった。

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