打線奮起の台湾が1勝1敗の五分に 23日に日本と対戦 プレミア12スーパーR第2戦

8回から7番手で登板する陳冠宇(カメラ・中島 傑)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 台湾8―2米国(22日・東京ドーム)

 初戦でベネズエラに完封負けを喫した台湾が、14安打8得点と米国投手陣を攻略して快勝。1勝1敗の五分に戻し、23日には日本とスーパーR最終戦に臨む。

 3回まで毎回の6残塁と決め手を欠いた台湾打線だったが、4回に3連続長打で2点を先取すると、5回には5番・潘傑楷のソロで追加点。3―2と1点リードで迎えた7回には、元DeNAのパットンに5本の長短打を浴びせるなど一挙5点を加えた。

 投手陣は3回から継投策。オリックス、西武でプレーした張奕、横浜(現DeNA)、ロッテに所属した陳冠宇ら元NPB組が好投するなど8投手の継投でリードを守り切った。

 初戦で日本に敗れた米国は、5回に5番・トーマスの2試合連続ソロアーチなどで中盤まで競り合いに持ち込んだが、日本戦から連投だった5番手・パットンの乱調が誤算で2連敗となった。

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