【ソフトバンク】城島健司氏、13年から続く冠番組を降板 1軍監督のアドバイザーとして「フルタイム」で現場と連携

来年1月に新設されるチーフベースボールオフィサー(CBO=最高野球責任者)兼会長付特別アドバイザーの就任会見を行った城島健司会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(中)(右は小久保裕紀監督)(カメラ・田中昌宏)

 ソフトバンクの城島健司会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(48)が21日、来年1月に新設されるチーフベースボールオフィサー(CBO=最高野球責任者)兼会長付特別アドバイザーへの就任会見を福岡市内で行った。会見冒頭「長い横文字で、いっぱいになりました」と笑わせ、「王さん(球団会長)がつくってきたホークスというチームを、20年後、30年後の未来につなげたい」と抱負を述べた。

 職務は今季までと同様、1~4軍まで現場の意見を集約し、フロントにつなぐ。1軍監督のアドバイザーとして、今季は月に1、2度程度だった小久保監督とのミーティングを「フルタイムに近い形」(同監督)で行う。そのため、13年1月から続くRKB毎日放送の冠番組「城島健司のJ的な釣りテレビ」(日曜・午前6時15分)も降板する。

 引退後はユニホームを着ることを拒んできた城島氏。だが「王会長が元気で球場に来られている間に、教え子である小久保監督と僕が、現場とフロントからホークスを強くしていく」と明言。王チルドレンが常勝軍団再生へ奉公だ。(田中 昌宏)

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