【侍ジャパン】米国を逆転撃破 小園海斗が2発7打点の大当たり 1次Lから無傷6連勝

8回2死一塁、この試合2本塁打となる右越え2ランを放った小園海斗は桑原将志に迎えられて生還(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本9―1米国(21日・東京ドーム)

 1次リーグB組1位の日本が米国に逆転勝ちし、スーパーR白星スタートを飾った。

 日本の先発・高橋宏(中日)は初回から最速156キロの直球、150キロに迫るスプリットを武器に3者連続奪三振の滑り出し。4回70球で8K、2安打無失点と圧巻の投球で「前回の登板からしっかり修正できてゼロに抑えられて良かったです」とバトンをつないだ。

 5回に2番手の隅田(西武)が先制ソロを浴びたが、打線がすぐさま反撃した。0―1の5回1死一、二塁から9番・坂倉(広島)が右翼線に同点二塁打。「先制点を取られた直後にすぐ取り返せて良かった」と女房役がバットで流れを変えると、その後2死一、三塁から2番・小園(広島)も右翼線に勝ち越しの2点適時三塁打。「何とか抜けてくれて本当によかったです。必死に食らいついていった結果」と坂倉との広島コンビで試合をひっくり返した。

 小園は7回に右翼席へ3ラン、8回にも再び右翼席へ2ランをたたき込み、2発7打点と大暴れした。

 投手陣は高橋宏、隅田、北山(日本ハム)、藤平(楽天)とつないで9回は横山(ロッテ)が締めくくった。これで1次リーグから6戦全勝。次戦は22日にベネズエラと対戦する。

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