【神宮大会】敦賀気比が逆転勝ちで準決勝進出 主将の岡部飛雄馬がダメ押しの右越え3ラン「ヒットを打ちにいった結果です」

敦賀気比の岡部飛雄馬主将

◆第55回記念明治神宮野球大会第2日 ▽高校の部2回戦 敦賀気比11―5沖縄尚学(21日・神宮)

 敦賀気比が11得点で準決勝ヘ進んだ。同点の5回1死一、三塁で長谷川陽竜(2年)が投前スクイズを仕掛けると、三塁走者の岡部飛雄馬(ひゅうま=2年)がヘッドスライディングで生還。左手でベースを払い、勝ち越し点をもたらした。「何とか自分がセーフになればと」と振り返った。

 岡部は6回にダメ押しの右越え3ランを放ち、2安打、3打点、3得点で準決勝進出に貢献。公式戦初アーチに「本塁打を打てるバッターではないので、ヒットを打ちにいった結果です」と声を弾ませた。

 名前の飛雄馬は父・烈雄さんが巨人の星の主人公から名付けたもの。主将の活躍を東哲平監督は「打って、投げて、走ってチームを引っ張っていくというのをやってくれないといけない。ずっといい活躍をしてくれていると思います」とほめたたえた。

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