【日本ハム】野手最年長33歳の中島卓也、節酒で「まだまだ長く」現役

キャッチボールをする日本ハム・中島

  日本ハムの中島卓也内野手(33)が20日、1年でも長い現役へ節酒を宣言した。今年は1、2月に禁酒し、シーズンイン以降も基本的に飲酒は休前日のみに制限。その効果もあってか、けがなく1年を過ごせたことから節酒を継続し、より長い現役生活を目指していく。

 年齢を重ねるごとに、自らの体に敏感になってきた。今オフのテーマを聞かれ「けがをしないように、自分の体を見つめ直している。けがしたらもう終わりなんで。疲れが取れにくくなっているので、その面でリスクはある」。年齢による変化も感じながら、丁寧にトレーニングを続けている。

 変化にあらがうため、取り組んでいるのが節酒だ。「(飲むのは)ちょっと休み前だけとか。1月、2月は禁酒してたんで。(自主トレ先の)宮古島でも飲まなかった。宮古島の人も驚いていたけど、自分の体のことだから理解はしてもらえた」と明かした。今後についても「どうするかまだ決めてないですけど、それもあってけがもなかったんで、続けようかなと思います」と継続する考えだ。

 先日、同世代のDeNA・大田泰示が現役引退を表明。「(同世代が)一気に減ってきているので寂しい気持ちはありますけど、まだまだ長くやりたい気持ちが芽生えています。まだまだ動けるうちはやりたいですね」と語った、チームでは伏見と並ぶ野手最年長。節制に努め、来季も衰えぬスピードで攻守に存在感を示す。(山口 泰史)

 ミズノ社は日本ハム・山崎福也投手(32)、田宮裕涼捕手(24)と来季から「ブランドアンバサダー契約」を締結すると発表した。両選手とも同社製のグラブなどを愛用しており、今後は全面的なサポートを受けると同時に商品開発の助言も任される。実績、知名度のある選手が結ぶ契約として知られ、名実ともにスターの仲間入りを果たした山崎は「小さい頃から好きなメーカーだったのでうれしく思います」。今季ブレイクした田宮も「ミズノさんの道具を使い、日本一になれるよう頑張りたいと思います!」とコメントした。

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