【巨人】 育成3年目の有望株・笹原操希「とにかく積極的に走りたい」台湾WLで盗塁数増へ

台湾に向けて出発する(前列左から)中田歩夢、森本哲星、田村朋輝、北村流音、大津綾也、(後列左から)笹原操希、三塚琉生、松井颯、鴨打瑛二、三浦克也

 巨人の笹原操希(みさき)外野手が20日、台湾で行われる2024アジア・ウィンターリーグ・ベースボール・リーグ(23日開幕)に参加するため、羽田空港発の航空機で当地に出発した。「他の選手は練習しかできない時期。試合ができることをプラスにとらえて来年につなげられるようにしたい」と闘志をみなぎらせた。

 笹原は長野・上田西から21年育成ドラフト4位で巨人に入団。走攻守で総合力の高い有望株だ。3年目の今季は2軍での出場を大きく増やし、48試合で打率2割8分8厘をマークして成長を示した。

 台湾WLでは盗塁企画数を増やしていく。「今年は盗塁が少なかったので、塁に出たらアウトになってもいいので積極的にいく。とにかく積極的に走りたい」と、武者修行でのテーマを掲げた。

 過去には巨人・岡本和らが同リーグに参加して一流選手に飛躍するきっかけをつかんだ。「バッティングもいろいろと試していきたいと思っているので、それを試していきながら来年につなげられたら」。さらなる進化へ研さんを積んでいく。

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