【神宮大会】東洋大姫路が明治神宮大会初勝利 聖光学院にコールド快勝 プロ注目右腕・阪下漣は5回零封

東洋大姫路の先発・阪下漣(カメラ・岡野 将大)

◆第55回明治神宮野球大会第1日 ▽高校の部1回戦 東洋大姫路10―0聖光学院=5回コールド=(20日・神宮)

 東洋大姫路(近畿地区)が聖光学院(東北地区)をコールドで破り、明治神宮大会初勝利を挙げた。

 初回、2死一、二塁で5番・高畑知季遊撃手(2年)が左ポール直撃の3ランを放ち先制すると、2回には3番の見村昊成右翼手(2年)の適時三塁打などで3点を追加した。4回には敵失もからみさらに3得点。投げてはプロ注目右腕の阪下漣(2年)が5回2安打無失点だった。

 春夏通算20度の甲子園出場を誇る名門だが、過去2度出場した明治神宮大会では1979年は鳴門に、2007年は常葉学園菊川に初戦敗退を喫し未勝利だった。チームは19年に履正社を夏の甲子園優勝に導いた岡田龍生監督が22年4月に監督就任。今秋の近畿大会決勝で智弁和歌山を破り17年ぶりの出場を果たし、初白星をつかんだ。

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