【侍ジャパン対戦国分析】「神の足」米国1番打者は要注意 マイナー戦110試合で104盗塁

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は21日からA、B組上位2チームによるスーパーRが行われる。B組1位の日本は21日にA組2位の米国、22日にA組1位のベネズエラ、23日にB組2位の台湾と対戦する。1次Lで接戦となった台湾に加え、A組を突破した2チームには有望株や元メジャーがズラリ。スポーツ報知では、大会連覇を目指す侍ジャパンに立ちはだかる各チームの戦力を分析した。

 【米国】若手マイナー選手が中心だが、強烈な1、2番と主砲を軸に強力打線が軌道に乗っている。1番のC・シンプソン外野手(24)は今季マイナー戦110試合で何と104盗塁。今大会もメキシコ戦で3盗塁など6盗塁だ。“神の足”に加え、打率も5割5分を誇る。2番のM・ショー内野手(23)は23年ドラフト1巡目(全体13位)でカブスに入団した超有望株。1次Lは打率5割7分9厘、2本塁打、12打点と打ちまくった。

 4番は大砲のR・ワード外野手(26)。今季はドジャース傘下で33発を放った3Aの本塁打王。今大会でも5戦4発と脅威になりそうだ。投手陣はメジャー通算90勝のR・ヒル投手(44)が中心だが、1次Lは全5試合で先発が4回以内に降板。救援陣をつぎ込むスタイルだ。

 1次Lは開幕3戦2敗の崖っぷちから2連勝で勝ち上がった。大谷のエンゼルス1年目の指揮官だったM・ソーシア監督(65)の采配にも注目が集まる。

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