【阪神】来季プロ6年目の小野寺暖、200万円減の年俸1500万円で契約更改「後がない気持ちでやる」

契約更改交渉を終えて会見に臨む小野寺暖(カメラ・中野 雄太)

 阪神・小野寺暖外野手が19日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1700万円から200万円減の年俸1500万円でサインした。

 大卒5年目の今季は25試合の出場で打率1割4分8厘、0本塁打、0打点。昨季は43試合で打率3割4分7厘と存在感を示しただけに、悔しさが募った。「何をしてもうまくいかない1年でした。いろんなことを試したんですけど成績がついてこなくて。ケガもしてしまって苦しかった1年ですけど来年、後がない気持ちでやるしかないと思います」と決意を示した。

 秋季キャンプでは藤川新監督から投手目線のアドバイスを受け、持ち味の右方向への打球に加えて左方向に引っ張る打球の必要性も再認識した。首脳陣には外野一本で勝負したい思いを伝え「レギュラーでも守備固めでもチームに必要とされる選手になれるようにやっていきたいです」と鼻息は荒い。今年も師匠・大山と合同自主トレを行う予定で「いろいろ試しながらレベルアップできればなと思います」と気合を込めた。(金額は推定)

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