【大学野球】来秋ドラフト候補の東洋大・池田彪我がサヨナラ弾 スカウト「力はとびきり」
◆東都大学野球1、2部入れ替え戦▽第1日 東洋大2―1東農大(16日・神宮)
東洋大が東農大にサヨナラ勝ち。来秋のドラフト候補・池田彪我三塁手(3年=三重)がサヨナラ本塁打を放ち、1部昇格に王手をかけた。
1-1の9回2死。ここまで抑えられてきた東農大・長谷川優也投手(4年=日本文理)の低めの真っすぐを捉えると、打球はライトスタンドに一直線に伸びた。「来た球を振ろうと思って打席に入った。感触はよかったです」と振り返った。視察したDeNA・河野亮スカウトは「大学生の中だったら力はとびきりある。私一押しです」と絶賛した。
今秋のリーグ戦は主に4番として出場するも打率1割台と悔しい思いをしていただけに「欲しいときに打てたのでよかった」とほっとした表情。井上大監督(51)も「今日でチャラになった」と笑顔で語った。
17日の試合に勝てば、昨秋以来の1部復帰となる。「ちょうど1年前に悔しい思いをした。ここで勝たないと厳しくなってくると思う。ONE TEAMで勝てるように頑張りたい」。復活した4番は力強く意気込んだ。
11/16 19:54
スポーツ報知