【侍ジャパン】巨人・井上温大、帽子が何度も脱げながらプレミア12初戦で勝利「邪魔です(笑い)。動じていました」

帽子を飛ばしながら力投する井上温大(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 日本9―3オーストラリア(13日・バンテリンドーム)

 連覇を狙う日本が13安打9得点で1次リーグ初戦を制した。先発の井上温大(巨人)が5回0/3を5安打2失点、5回まで毎回の8三振を奪い、勝利投手に輝いた。

以下は井上の一問一答

―緊張は相当していた

「緊張はそんなに…。でも、ありましたね」

―マウンドに上がってからも

「上がって、初回が終わるまでは緊張していた。それ以降は点を取ってもらえたので楽に投げられました」

―先頭を出したが

「やっぱり三振を取れるピッチャーだと思っているので、三振を取ってランナーを進めずにアウトを取れたのが大きかったと思います」

―プランは

「高めも低めも変化球は空振りが多いと思うので、それを有効的に投げられたのが大きい」

―戸郷から自分の感覚を大切にと助言も

「坂倉さんがすごく頭に入っていたので、それを信じて。あとは自分が注意する、低めに投げきるとかを意識しました」

―帽子が飛んだ

「なんか、一番サイズが小さいんですけど、きついんですけど落ちて。たぶん素材が浅めなんですよ。深いのがないから、それでかなと」

―躍動感が

「邪魔です(笑い)」

―それでも動じずに

「動じていました。ピッチクロックもあるのですぐ被ったり」

―1年前より堂々としているが

「やっぱり投げる前にカウントとるのか、見逃しストライクを取るとか、明確にして投げているので。ちゃんと意志があるボールを投げられているかな」

―9番があの打球

「そうですね。取りにいってしまったボールだけど、それを一球で仕留められるのは、やっぱり長打力がすごい」

―打線全体が

「そうですね。スイングが鋭くて選球眼もいいなと感じたので。手強い相手だったと思います。もっとブンブン振ってくるかと思ってたけど、変化球もしっかり止まったり。いい打者でした」

―チームも大きな勝利だが、自身にも

「普通だったら味わえない経験をしているので。こうやって1勝できたのも自信になると思うので、次もその自信を持って」

―帽子のサイズは

「55です。55が一番小さい。ジャイアンツでも55です。メーカーもたぶん違うし、素材もそうだと思います」

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