【大学野球】2浪を経て入学の新垣熙博が代打弾「神宮でプレーすることだけを頭に描きながら」

大・新垣熙博外野手(左)と落合智哉捕手(カメラ・臼井 恭香)

◆東京六大学秋季フレッシュトーナメント▽第1日 立大10―5明大(11日・神宮)

 立大が両軍22安打の乱打戦を制し、明大に勝利した。8―5と3点リードの9回に代打で出場した新垣熙博(きはく)外野手(2年=帝京)が左翼にダメ押しのソロ本塁打を放った。「手応え的にはホームランいったなと思った。すごく嬉しかった」と振り返った。

 新垣は2浪を経て立大に入学。「神宮でプレーすることだけを頭に描きながらずっと勉強していました」と振り返る。その期間、本格的なトレーニングはできておらず現在82、3キロの体重は98キロまで増えていた。「食べ過ぎちゃって(笑)。食事減らしたり走ったりして」と入部のセレクションまでに10キロほど落とした過去もあった。

 ホームランボールは「両親にすぐ渡したいと思います」と笑顔を見せた新垣。「来年は打撃でチームに貢献していけたら。レベルアップしたい」。向上心を常に持ち、リーグ戦のメンバー争いに食い込む。

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