ロッテ、佐々木朗希穴埋め メジャー130イニング4度のタフネス右腕獲得調査 今季Rソックスのブラッド・ケラー
ロッテが米大リーグ・レッドソックスから自由契約となったブラッド・ケラー投手(29)を獲得調査していることが10日、分かった。9日には佐々木のポスティングシステムによるメジャー挑戦の容認を発表したばかり。先発の柱を担っていた“令和の怪物”の穴埋めへ、先発候補の補強に動き出した。
米国出身のケラーは、196センチ、115キロの大型右腕。最速156キロで、鋭く落ちるワンシームや、スライダー、サークルチェンジなど多彩な変化球を操る。メジャーでは18年にロイヤルズでデビューし、130イニング以上を計4シーズン記録したタフネスさも売りだ。今季はホワイトソックスを経て、5月末にレッドソックスとメジャー契約。2球団で計16試合に登板し、41回1/3を投げて防御率5・44。メジャー通算では、166試合で720回1/3を投げ、38勝57敗、防御率4・34をマークしている。
チームの助っ人はメルセデスやカイケルらの去就が未定。9日には松本球団本部長が「外国人はCC(メルセデス)を含め、先発は考えている。間違いなく外国人投手2人は取ろうと思っている」と明言しており、積極的な補強を進めていく。
11/11 05:00
スポーツ報知