【侍ジャパン】7投手で毎回17奪三振完封 森下が侍初4番弾 井端体制8戦全勝で13日にプレミア12初戦

8回1死二塁、辰己涼介の適時二塁打で生還した佐野恵太を迎えるベンチ(カメラ・小林 泰斗)

◆ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 チェコ0―9日本(10日・バンテリンドーム)

 第3回プレミア12で連覇を狙う日本が、大会前の強化試合で連勝した。7投手の継投で毎回の17三振を奪って完封した。井端監督は就任後、国際大会で8戦全勝とした。

 先発の早川(楽天)は2回1安打5奪三振、戸郷(巨人)は2回2安打3K、隅田(西武)は1回を3者連続奪三振に仕留めた。鈴木昭(ロッテ)は1回無安打、藤平(楽天)も1回を3者連続K、鈴木翔(楽天)は1回無安打、清水(中日)は1回を2安打に抑えた。

 初回2死一塁、森下(阪神)の左越え2ランで先制。侍ジャパンのトップチームで、初めて4番に据えた井端監督の期待に応えた。

 7回は無死一塁から代走の五十幡(日本ハム)が二盗と三盗に成功。代打・源田(西武)の二ゴロで追加点を挙げた。

 8回は辰己(楽天)の適時二塁打、栗原(ソフトバンク)の左前適時打、源田の中前適時打、佐藤(ロッテ)の右前2点打など打者一巡の6得点で突き放した。

 日本は、13日にオーストラリアとの1次リーグB組初戦(バンテリンD)に臨む。その後は台湾に移動し、15日から韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国の4連戦が控える。

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