【日本ハム】郡司裕也が自らに「ラーメン禁止令」…来季へ向け肉体改造を決意「体を変えていけば打球は変わってくる」

小型のグラブで捕球練習する日本ハム・郡司(カメラ・山口 泰史)

 日本ハムの郡司裕也捕手(26)は9日、来季へ向けた肉体改造のため自身に「ラーメン禁止令」を発令した。今季は規定打席に到達するなどキャリアハイの成績を残したが、来季へ向けて掲げるのは長打力の向上。そのための肉体強化に取り組むが、脂肪がつきにくい食生活を目指し好物のラーメンを封印する。

 今季は自己最多の127試合に出場し12本塁打。存在感を示したが「規定打席と2ケタ(本塁打)を目標にして達成できたので、自信にもなりましたけど、来年に向けてはもう1ランク、2ランク上のバッターを目指さなきゃいけない」。複数ポジションをこなすだけに、清宮、野村、水谷らライバルは多い。導き出したのが、長打力向上を目指しての肉体改造だった。

 必要なのは食事の改善と強度の高いトレーニングだが、食事については「ラーメン禁止、揚げ物控えめ」と明言した。オフになると「食べログに保存した店を巡ってしまう」ほどのラーメン好き。「僕の課題は体の部分だけだと思ってるんで、体を変えていけば打球は変わってくると思う。筋量を増やして脂肪を減らしてという日々を過ごしたい」と覚悟を語った。

 エスコンキャンプも第2クール4日目。この日は、内野の特守に参加し、最後までグラウンドで汗を流した。「来年もたぶん、いろんなポジションを守ることになる。その準備と、あとキャッチャーの割合を少し増やしたい」と郡司。内外野に捕手まで任せられるユーティリティーに、パワーアップした打撃を加え、唯一無二のポジションを確立していく。(山口 泰史)

  〇…エスコンでの秋季キャンプ最終日となる10日に、選手たちの一丁締めに参加できる権利が景品となった。日本ハムの公式Xは「グラウンドで選手たちと一緒に一丁締めをしよう 秋季キャンプ最終日のFビレッジ公式アプリ『チェックインチャレンジ』の景品に一丁締め参加権利が登場 さらに一丁締め参加者には新庄監督のサインスタンプS色紙もプレゼント」と投稿。参加を呼びかけた。

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