【社会人野球】オリックス4位の三菱重工East・山中稜真が今大会初安打「恩返しは一日でも長く野球をすること」

7回無死一塁、三菱重工East・山中稜真が中前安打を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆第49回社会人野球日本選手権▽2回戦 三菱重工East8―5JR九州(6日・京セラD)

 三菱重工East(神奈川)が、JR九州(福岡)に逆転勝ちで、2大会ぶりに8強に進出した。

 1―1の6回、オリックスからドラフト4位指名された山中稜真一塁手が四球で出塁すると、その後、2死満塁をつくり、8番・中前祐也三塁手が勝ち越しの内野安打。続く対馬和樹捕手が、走者一掃の二塁打を放ち、この回4点を奪った。7回には、無死一塁で山中に今大会初安打となる中前打が飛び出すなど3点を追加し、JR九州を突き放した。

 チームは7月の都市対抗で初優勝。今大会が最後となる山中は「一番できる恩返しは、結果を出して皆さんと一日でも長く野球をすること」と、ここから勢いに乗り、チームを2大大会制覇に導く。

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