【DeNA】三浦大輔監督絶叫「最高にうれしいです!」 現役時代以来26年ぶり日本一で大号泣

牧秀悟と抱き合って喜ぶ三浦大輔監督(カメラ・中島 傑)

◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日・横浜)

 2連敗からの3連勝で王手をかけていたDeNAが、ソフトバンクに快勝して4連勝で、1998年以来26年ぶりとなる日本一を決めた。レギュラーシーズン3位から日本一になるのは2010年のロッテ以来14年ぶり2球団目で、セ・リーグ球団では史上初の快挙となった。日本一が決まった瞬間、三浦大輔監督はベンチで号泣した。

 現役時代の1998年以来となる日本一に輝いた指揮官は、ナインに5回胴上げされ、試合後の場内でのインタビューではファンの前で「いや、もう、最高にうれしいです!」と大絶叫。涙に込められた思いを「色んな思いが、98年に優勝してから、そのあとなかなか勝てずに、自分も、もう一度ということで、現役の時は優勝出来ずに、監督として、本当に優勝出来てうれしいです」と明かした。

 2連敗からソフトバンクを倒しての日本一に「強い、強い相手だったので本当に、毎試合、毎試合、全力を出さないと勝てないというチームだったので、それを選手たちも(2連敗で)福岡に行って気持ちをひとつにして、勢いをつけて(横浜)に帰ってきて、ここ横浜で全員が最高の力を発揮して、ひとつになれたと思います。試合をするたびに(チームが)進化して、次の試合、次の試合と臨んでくれましたし、この短期間で中身の濃い期間を過ごせたと思います。ありがとうございました」と感激していた。

 長い低迷期も経験したDeNA。歴史を知っているチーム一筋の指揮官は「最高のファンの方の前で優勝出来て、最高にうれしいです。ありがとうございます。苦しいときも、しんどいときも常に信じて応援していただき、ありがとうございます。この日本シリーズ優勝をみなさんと一緒に、喜び合えたことは最高の気持ちで、うれしいです。ありがとうございます」と感謝の言葉を何度も口にしていた。

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