【ソフトバンク】エース有原航平まさか…“今季最短”3回4失点KO 逆王手狙う鷹 厳しい展開に

3回2死一塁、宮崎敏郎に死球を当てた有原航平(カメラ・岩田 大補)

◆SMBC日本シリーズ2024 第6戦 DeNA―ソフトバンク(3日・横浜)

 ソフトバンク先発の有原航平投手が3回4失点で降板した。

 初回先頭の桑原に遊撃への内野安打を許し、続く梶原の投ゴロを自ら一塁に悪送球して無死一、二塁のピンチを背負ったが、牧を空振り三振、オースティンは三ゴロ併殺打に仕留めて失点を許さなかった。

 しかし2回、先頭の筒香にバックスクリーン右までソロを運ばれると、なおも2死二、三塁から桑原に左前2点打を浴びて、この回3失点となった。

 4回も牧の中前打、宮崎への死球、戸柱への四球で2死満塁のピンチを背負うと、森敬に押し出し四球を献上。首をひねって厳しい表情を見せていた。

 打線は4回に柳田が20年第4戦(11月25日)の巨人戦(ペイペイD)以来、シリーズ通算4本目となる2ランを放ったが、ビハインドは2点。逆王手を狙うチームにとって厳しい展開となっている。

 今年のレギュラーシーズンでも3回以下での降板は8月10日の楽天戦(みずほペイペイ)の1試合のみで、3回6失点でKOされている。

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