【巨人】橋上秀樹コーチが本格始動 投高打低で打者が生き残る道「狙い球を絞って振るか振らないか」
巨人に11シーズンぶりに復帰した橋上秀樹作戦戦略コーチ(58)が2日、ジャイアンツ球場の秋季練習で本格始動した。
10月29日の新体制初日はスーツ姿であいさつ。この日はユニホームと球団ジャージー姿で本格始動した。
今季はオイシックス新潟の監督としてイースタン・リーグで巨人2軍と対戦していたこともあり「そういう点では比較的いろいろ話しやすく感じました」と若手主体の練習で選手とコミュニケーションを取った。
門脇やベテラン主力の自主調整組で練習に訪れていた丸らと意見交換する場面も。橋上作戦戦略コーチは打席での球の待ち方や狙い球の絞り方などについて打撃コーチと連携し、攻撃をサポートする役割を担う。
「今の時代どうしても投手がいいから、なかなかまっすぐを待って変化球を打つのは難しい。今は投手が本当にいいので、昔のような待ち方で行っても軒並み数字が落ちると思う。そこでどういうふうに打者が生き残っていくかというと、打者ができるのは狙い球を絞って振るか振らないかですから。そこは打者の有利性を生かしたい。あとはスコアラーに託して、確率の高いものを選手に提供できればもう少し思い切って振れるかなと。投手有利なこの時代でも、なんとか点が取れるとか、選手の打撃成績が上がってくるんじゃないかと思っています」。
来季のリーグ連覇、13年ぶりの日本一へ、攻撃面の底上げが期待される。
11/02 18:17
スポーツ報知