【DeNA】三浦監督、“恵みの雨”に前向き「この中止を全てプラスに変えて」…日本シリーズ第6戦は雨天順延

笑顔で練習を見つめる三浦大輔監督(カメラ・中島 傑)

 2日に予定されていたDeNAーソフトバンクの「SMBC日本シリーズ2024」第6戦(横浜)は、悪天候のため中止と発表された。3日に順延となる。2日、取材に応じた三浦監督は「いつも言ってますけど、(天気は)どうすることもできないし、コントロールできないことに、気をつかうこともないです。この中止を全てプラスに変えて、あしたの準備をしていきます。時間がもう1日できたのは大きいです」と、前向きに捉えた。

 “恵みの雨”だ。今回の第6戦の順延により、第7戦にもつれ込んだ場合でも、第3戦先発の東を中5日で、さらには第4戦先発のケイも中4日で登板可能になるだけに、メリットが大きい。指揮官は「全員で戦っています。それは常に言っています。(『準備していて欲しい』と言葉は?)全員が常に準備してもらっています」と、総力戦を強調した。

 3勝2敗で王手をかけたDeNAは、この日にも1998年以来26年ぶりの優勝を本拠地・横浜スタジアムで決める可能性があったが、持ち越されることとなった。98年は2度の中止を経験しているだけに、当時を知る三浦監督は「(当時と状況は似ている?)似かよっていることはないね、98年は98年。けど、思い出させることはありましたけどね、いろいろ聞かれたので」。勝てば優勝が決まる明日の大一番に向けては「明日は明日に向けてしっかり準備をして、やっていきます」と、力を込めた。

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