【オリックス】杉沢龍「とにかく食べて、寝る前にめっちゃ食べて…」外野の定位置獲得へ増量計画

契約更改を終えて、会見する杉沢龍(カメラ・義村 治子)

 オリックス・杉沢龍外野手が大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、現状維持の年俸900万円でサインした。プロ2年目の今季は前年の2試合から出番を増やし、28試合に出場。19打数1安打の打率5分3厘と苦しんだが、守備、走塁では安定感あるプレーを見せた。同じ即戦力外野手として、富士大・麦谷をドラフト1位指名。「自分は自分、人は人」と自身に言い聞かせ、レギュラー獲得へ増量計画も明かした。

 現在の79キロから10キロ増やし、来年2月のキャンプで86キロまで落とす予定。すでに取り組んでおり、前夜はホルモン焼きそばを胃袋へ放り込んだ。「栄養を考えないといけないと思いますけど…」と無理をするのは、太りにくい体質だから。「とにかく食べて、寝る前にめっちゃ食べて。とにかく、おなかをいっぱいにしてから寝るという感じで」と懸命だ。

 21年のドラフト1位右腕・椋木蓮投手は200万円減の年俸1200万円でサイン。右肘のトミー・ジョン手術から支配下復帰を果たし、10試合で1勝1敗、防御率5・54の成績だった。「先発で長いイニングを投げるつもりで調整して、リリーフでも行けと言われたら行けるような準備をしたい」とフル回転にも意欲満々。育成2年目の村上喬一朗捕手は10万円増の年俸250万円でサインした。

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