【ソフトバンク】崖っぷちの小久保裕紀監督「3つ負けてしまったのでやるだけ」一問一答

劣勢にベンチで渋い表情の小久保裕紀(カメラ・上村 尚平)

◆SMBC日本シリーズ2024第5戦 ソフトバンク0―7DeNA(31日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが2連勝からの3連敗でDeNAに王手をかけられた。日本シリーズでの本拠地3連敗は11年の対中日以来、13年ぶり。2戦連続完封負けは、1951、53年(いずれも対巨人)以来、71年ぶり3度目となった。小久保裕紀監督は、後がない状況にも前を向いた。以下は一問一答。

―1点が遠かった。

「そうやね。3つ負けられる3つ負けてしまったのでね。もうやるだけですよ」

―ホームで26イニング連続無得点。

「今年ずっと1年間やって来た中でホームゲームであれだけお客さん入ってくれた中で、最後の試合の3連戦だったので、そこで勝ちを見せることができなかったのが残念。何回も言うように敗戦を振り返ってもしょうがないので、短期決戦は。3つ負けられるのが日本シリーズでもう負けられなくなったというだけなので。ただ、お客さんには点が入らないと盛り上がらないので、そこはちょっと申し訳なかったというところですね」

―継投も苦しくなった。

「継投は今日は予定通りなので。大関はいっても3回4回という予定の先発やったんですね」

―甲斐を休ませた。

「今日はビハインドだったら使わないと決めていました」

―DeNAの打線に勢い

「打線もともといいですよ。初戦も2戦目も追い上げられたりというか。打線は切れ目のないいい打線なので」

尾形崇斗はリベンジ

「今日はビハインドも外国人のピッチャーいく予定だったんですけど、さすがにあの点差じゃいかないので」

―笹川を1番起用

「昨日の姿を見てですね。一番速い球に可能性があるんじゃないかという判断でいきました」

―守りの時間が長かった。

「それはでも、シーズン中ならあれですけど、日本シリーズですから。もう負けられなくなりました。そういうことです」

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