ヤンキース連敗スタート 山本の投球は「衝撃的」とリゾ 指揮官は「まだひるまない」と巻き返しを誓う

◆米大リーグ ワールドシリーズ第2戦 ドジャース4―2ヤンキース(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・ヤンキースのワールドシリーズ第2戦が26日(日本時間27日)に行われ、ヤンキースは9回に反撃も及ばず。2―4で連敗スタートとなった。

 ヤンキースは3回にソトが同点ソロを放ち、9回にはスタントンの三塁線適時打で1点を返しなおも1死満塁のチャンスを迎える。だがボルピが空振り三振、代打トレビノが中飛に終わった。

 前夜5打数1安打3三振だった3番ジャッジが4打数無安打3三振。シーズン中に58本塁打、144打点をマークした面影がないのがヤンキースファンの大きな不安材料だ。

 第2戦は山本由伸に1安打に封じられたことが最大の要因だが、一塁手のリゾは山本についてESPNの取材に「彼(のピッチング)は衝撃的だ。彼のスプリットは3つの異なる方向に動くんだ。彼は冷静だった。なぜ日本であれほどの成功を収め、そして今年ここであれほどの成功を収めたのかが分かった」と脱帽していた。

 ヤンキースドジャース相手に2連敗スタートのワールドシリーズは1978年以来。この時は本拠に戻った第3戦から4連勝してチャンピオンになった。ブーン監督は「今から長いシリーズにする必要がある。私たちはひるまない」と巻き返しを誓っていた。

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