【阪神】藤川監督「きっちりはまった」 初ドラフトに満足げ

囲み取材を受ける阪神・藤川球児監督(カメラ・今成 良輔)

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 阪神・藤川監督は満足げな表情で就任後初のドラフト会議を終えた。4球団が競合した関大・金丸の当たりくじは引けなかったが、外れ1位でNTT西日本の即戦力左腕・伊原を単独。2位で地元兵庫の報徳学園・今朝丸も指名し、「いろんなプランを練っていた中できっちりはまった」とうなずいた。

 最大の特徴は、独立リーグからの指名が可能になった05年以降で育成を含めて球団最多の5人を選択したこと。自身も15年に四国IL・高知でプレーし、試合経験の豊富さや精神的な強さを知っている。「ハングリーさは本当に大事。その思いを大切にやってもらいたい」。経歴が近い育成2位の四国IL高知・嶋村麟士朗(りんしろう)捕手(21)らのさらなる成長を願った。

 支配下は投手3、捕手1、内野手1の5人で、来年3月に2軍施設が尼崎に移転することから育成選手も過去最多の4人。「ほぼプラン通り」の金の卵を、手塩にかけて育てる。(小松 真也)

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