【ドラフト】阪神2位指名の報徳学園・今朝丸裕喜「直球がどれぐらい通用するのか」巨人・岡本和真と対戦熱望

阪神にドラフト2位で指名された報徳学園・今朝丸裕喜はポーズを決める(カメラ・義村 治子)

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 2年連続センバツ準Vの報徳学園・今朝丸裕喜投手(18)は、地元・関西の阪神に2位で指名された。同校での会見でマッチアップしたい打者を問われると、「巨人の岡本(和)選手」と即答。最速151キロ右腕は「自分の持ち味でもあるストレートがどれぐらい通用するのかやってみたい」と目を輝かせた。

 神戸市生まれの若者にとって、阪神は幼い頃から身近な存在。意外にも「ゴメス選手やマートン選手をよく見ていた」とパワフルな助っ人に憧れ、甲子園に何度も足を運んだ。現在の理想像は今季13勝を挙げた身長189センチの才木。187センチの今朝丸は「自分とタイプが似ていて角度がある」と分析し、弟子入りを視野に入れた。

 同じ兵庫県出身の神戸弘陵・村上はソフトバンク1位。自身より上位の評価に「悔しい。自分がプロで先に結果を出してやるという気持ち」と反骨心をたぎらせ、春夏通じて3度出場した聖地の景色を脳裏に描いた。大角健二監督が「やるべきことをちゃんとやる子。伸び代はある」と太鼓判を押す逸材。「200勝投手」と壮大な目標を掲げ、飛躍の道を行く。(中野 雄太)

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