【ドラフト】大商大・岡田皓一朗、ソフトバンク育成9位指名に歓喜 目標はあのタカ守護神

ソフトバンクに育成9位で指名され、活躍を誓う大商大・岡田晧一朗 (カメラ・馬場 秀則)

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 ソフトバンクに育成9位指名された大商大・岡田皓一朗投手が、プロ入りの喜びをかみしめた。智弁学園時代は背番号18の控え投手。大商大で頭角を現した最速151キロ右腕は、東大阪市内の同大学キャンパスで、野球部員たちから胴上げされ「素直にうれしい」と笑顔を見せたのも一瞬、「気合入れて頑張らないと」と表情を引き締めた。

 チームメートの大学日本代表、渡部聖弥外野手の西武2位指名から約3時間が経過した頃。会場に“諦めムード”も漂うなか、スクリーンの向こうのドラフト会場で岡田の名前が読み上げられると、どっと沸いた。拍手かっさい。身長187センチ右腕は照れくさそうに「時間が遅くなり、みなさんに申し訳ないです」と大学関係者や報道陣を気遣う一面も見せた。

 球威と短いイニングには自信があるという。目標の選手は「サファテ投手。最終回を任されたい」と、かつてのタカの守護神の名前を出して、きっぱり。ソフトバンクでは、育成入団からメジャーリーグへ羽ばたいた千賀滉大メッツ)の例もある。「人一番練習し、睡眠や食事にも気をつけたい。1日でも早く1軍で投げられるようになりたい」と夢を膨らませた。

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