【ドラフト】高津臣吾監督、してやったり! 野手の1位指名におわせて160キロ右腕を一本釣り

ヤクルト・高津臣吾監督

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 ヤクルトは1位で最速160キロ右腕、愛知工大・中村優斗投手を単独指名し、交渉権を獲得した。

 高津臣吾監督は「総合的に今のスワローズに一番マッチしているのは彼だと。パワーピッチャーが少ないですし、縦変化、横変化が使えますし、体が小さい割に力感もすごくありますし、そして何よりタフなところがある」と指名理由を説明。「先発として大きく育てていきたいなと思います」とスケールの大きな投手になることを思い描いた。

 23日のスカウト会議後には「良い打撃をする」と野手の指名をにおわせていたが、「高校3年の時にエースで4番だった」と、してやったりの表情。まんまと“一本釣り”で剛球右腕をゲットした。

 ◆中村優斗(なかむら・ゆうと)2003年2月8日、長崎・諫早市生まれ。21歳。諫早農では1年秋からエースナンバー。2年春夏は県8強。3年夏の独自大会は初戦敗退。愛知工大では1年春にリーグ戦初登板。3年春と秋に最多奪三振。176センチ、82キロ。右投左打。

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