【ヤクルト】高津臣吾監督が成田裕オーナーからゲキ「勝負事なのでね、やっぱり勝たなきゃいかん」シーズン終了報告

ヤクルト・高津臣吾監督はヤクルト本社で成田裕オーナーにシーズン終了の報告を行った(カメラ・長井 毅)

 ヤクルト・高津臣吾監督が22日、都内のヤクルト本社を訪問し成田裕オーナーにシーズン終了の報告を行った。今季は62勝77敗4分けの5位に沈み、成田オーナーからは「勝負事なのでね。『やっぱり勝たなきゃいかん』と。そういう言葉はいただきました。まあ今年に関しては、非常にけが人も多かったので、『まず戦力を整えることが大事だね』という話はいただきました」などと激励を受けた。

 21日に巨人―DeNAによるクライマックス・シリーズ(CS)が終了したことを受けて、指揮官は「今ちょうどCSも終わって、この時期に野球をできない寂しさをすごく感じている。まあこうやって本社に来てね、あいさつをさせていただいて、またこう、これじゃいかんと。この時期にね、楽しい野球を、素晴らしい野球を見せたいなと。そういう気持ちに改めてなりましたね」と来季に懸ける覚悟を口にした。

 11月2日から愛媛・松山で行う秋季キャンプでは投手陣の強化に主眼を置く。「強さがないので。うちには。体の強さ、心の強さというのは。この秋のキャンプからというと、本当に一部の選手だけになってしまうんですけど、この秋から来年の春のキャンプまでに、選手には強く訴えていきたい」と体力、精神面の強化を求めていくつもりだ。

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