【巨人】高梨雄平と大城卓三に残留要請へ 今季FA権取得 リーグ優勝に貢献

巨人・高梨雄平

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)

 巨人が今季途中に国内フリーエージェント権(FA権)を取得した高梨雄平投手(32)と大城卓三捕手(31)に来季の残留を要請することが21日、分かった。

 高梨は今季、貴重な左のリリーフとして51登板で防御率2・04。楽天時代を含め史上10人目のプロ1年目から8年連続40試合以上登板を達成した。シーズン通して大きな故障なくフル回転するタフさと、ブルペンの中心的存在としてのリーダーシップも光った。

 選手会長で捕手の大城卓は今季、打撃不振と攻守の切り替えという課題を克服するため、5月に約3週間の2軍調整。再昇格後は打力を買われて主に5番・一塁として奮闘した。96試合で打率2割5分4厘、3本塁打、27打点に終わったが、シーズン終盤は捕手としても存在感を示して4年ぶりリーグ優勝に貢献した。

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