DeNA・三浦大輔監督続投 来季で5年目 徳山、中川虎、坂本ら若手投手陣台頭 度会や梶原、蝦名も我慢強く起用

日本シリーズ進出を決め、会見で笑顔を見せる三浦大輔監督(カメラ・渡辺 了文)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)

 DeNAの三浦監督が来季も続投することが21日、分かった。22年オフに複数年契約を結んでおり、来季が就任5年目となる。

 4年目の今季は投手陣のやりくりに苦心しながら、レギュラーシーズンは71勝69敗3分けで3位に。26年ぶりの優勝こそ果たせなかったが、3年連続のCS進出へ導いた。シーズン序盤から先発では大貫や平良、救援陣では伊勢やウェンデルケンなど主力が軒並み不調や故障で離脱。山崎も状態が上がらず、出場選手登録を2度抹消した。しかし、昨季まで1軍経験のなかった徳山のほか、中川虎、坂本ら若手投手陣が台頭。野手でも度会や梶原、蝦名などを我慢強く起用して、上位に食い込んだ。

 ポストシーズンでは、17年以来7年ぶりのCS最終S、そして日本S進出へと導く手腕を発揮し、球団の信頼は厚い。まずは日本Sで日本一、そして来季は悲願のリーグ制覇に挑む。

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