【ロッテ】村田修一打撃コーチが今季限りで退団へ…選手に寄り添う熱心な指導で尽力

ロッテ・村田修一打撃コーチ

 ロッテ・村田修一打撃コーチ(43)が今季限りで退団することが21日、分かった。この日までに本人から申し入れがあり、球団は慰留に努めたが、退団の運びとなった。

 現役時代は横浜(DeNA)、巨人、18年はBC栃木でプレー。引退後は19~22年で巨人でコーチを務めた。23年からはロッテの長打力不足解消を託され、1軍打撃コーチに就任。福浦ヘッド兼打撃コーチとタッグを組み、前年(22年)はリーグ最下位だった長打率を23年に同4位、24年は同3位に押し上げ、2年連続のAクラス入りに導いた。

 今季は試合前にアナリストも含めた選手との個別ミーティングを取り入れるなど、密なコミュニケーションで打線を強化。昨季はリーグ4位(・239)だったチーム打率は同2位(・248)に上昇していた。2年間、選手に寄り添った熱心な指導で、チーム内の信望を得ていた。

ジャンルで探す