【DeNA】三浦大輔監督「チームがどんどんより一つになってきた」下克上成し遂げた要因語る

日本シリーズ出場を決め、会見で笑顔を見せる三浦大輔監督(カメラ・渡辺 了文)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)

 DeNAは逆転勝ちで2017年以来、7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。牧秀悟内野手が8回に決勝打を放ち、レギュラーシーズン3位から4勝3敗で下克上を達成した。

 試合終了後に祝勝会が催される都内のホテルに移動し、会見が行われた。

 三浦大輔監督は牧が決勝打を放ったシーンを回想し「打った瞬間に抜けてくれと思ってね。あの後どうなったかわかないくらい声を出して喜んでいました」と興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

 ペナントレースは3位に甘んじたが、2位の阪神、1位の巨人を倒して日本シリーズの挑戦権を得た。「チームがどんどんより一つになってきた。グラウンドに戦っているいる選手だけでなく、ブルペンにいる選手、ロッカー、サロンにいるスタッフが同じ熱量で全員で戦えているなと日に日に感じてきました」と、チーム全体の成長を実感した。

 ソフトバンクと26年ぶりの日本一をかけた新たな挑戦が始まる。「今終わったばかりなので、まずクライマックスを勝ち切れたことを今日は一日喜びたい。また横浜スタジアムで試合ができるので、明日からスイッチ入れて頑張りますけど、今日はクライマックス優勝を喜びたいと思います」。心地良い疲労感に包まれていた。

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