【DeNA】激闘制し17年以来7年ぶりの日本Sへ三浦監督「最後は気持ち一つで」

勝利の瞬間、ベンチでバンザイするDeNA・三浦大輔監督(カメラ・佐々木 清勝)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)

 DeNAは巨人との接戦を制し、2017年以来7年ぶりの日本S進出を決めた。試合後、三浦大輔監督は「選手たちがいっぱいいっぱいのところ、気力を振り絞って、本当に一生懸命戦ってくれました」とねぎらった。

 初回2死一、二塁。森敬がヘルナンデスの遊ゴロを一塁へ悪送球し、先制点を献上。0―1の4回1死一、三塁では戸郷に一塁線へセーフティースクイズを決められ2点目を失った。

 しかし、直後の5回無死一塁。森敬が汚名返上の適時三塁打を放つと、代打で出場したフォードが中前へ適時打を運び同点とした。同点のまま迎えた9回2死三塁。牧が左前適時打を放ち、試合が決まった。

 巨人のアドバンテージを含め4勝3敗とし、日本一への道が切り開いた。「リーグ優勝したジャイアンツですから、そう簡単に勝たせてもらえなかったですけど、最後は気持ち一つでみんなで勝つことができました」と第6戦までに及んだ死闘を振り返った。本拠地・横浜スタジアムに戻っての日本Sに向けて「今日も東京ドームだけでなく横浜スタジアム、全国から応援ありがとうございました。これで、もう一度、横浜スタジアムで試合ができます。また熱いご声援よろしくお願いいたします!ありがとうございました!」と声を張り上げた。

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