【巨人】吉川尚輝がグラウンドでのフリー打撃再開「いい感じで打てた」「できることを準備してやっていく」

フリー打撃を行う吉川(カメラ 上村 尚平)

◆2024 JERAクライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第6戦 巨人―DeNA(21日・東京ドーム)

 ろっ骨骨折からの復帰を目指す巨人・吉川尚輝内野手が21日、グラウンドでのフリー打撃を再開した。

 ノックなどで調整した後に打撃練習を行った。フリー打撃では感触を丁寧に確かめながら、中堅から逆方向中心に35スイング。グラウンド上で久しぶりにバットを振り、「ずっと中で打っていたんで。いい感じで打てました」と汗をぬぐった。

 吉川は9月26日のDeNA戦(横浜)で内角球をよけて転倒した際に自身の肘で脇腹付近を打つかたちとなり負傷。それでも19日に出場選手登録された。同日の試合後には阿部監督がろっ骨骨折であることを明かし、「本人がファイティングポーズ取ってくれたのでね。何とか貢献したいということで。骨はポキッて折れちゃっているけど。気持ちで入ってくれましたね」と、登録理由について語っていた。

 ここまでCS最終ステージで出場はないが、ベンチからチームを鼓舞している背番号2。「できることを準備してやっていきたい」と言葉に力を込めた。

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