【巨人】吉川に代わり二塁スタメン出場の 増田大輝 出塁&二盗「得点圏に進めたのは良かった」好守備も披露

8回1死、オースティンの二飛を好捕する増田大輝(右は丸佳浩、カメラ・相川 和寛)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第1戦 巨人0―2DeNA(16日・東京ドーム)

 巨人・増田大輝内野手が持ち味を発揮した。

 正二塁手の吉川が左ろっ骨付近を痛めた影響で出場登録を外れる状況で、「2番・二塁」でスタメン出場。初回1死、四球で出塁すると、二盗を決めた。「1打席目にしっかり見極めてフォアボールを取って、(盗塁で)得点圏に進めたのは良かった」と振り返った。

 守備では8回2死でオースティンの後方へのフライを好捕。「(吉川)尚輝の代わりとして出ているんで、あそこくらい(吉川は)普通にとっていたと思う。ピッチャーのカバーをできたので良かった」とうなずいた。

 反省も忘れなかった。2打席以降は凡退。「(ケイは)いいピッチャーなので、なかなか甘い球がこない状況で、ファウルにしてしまったのは反省です」。チームは完封負けで1勝1敗になった。次戦に向けて「使ってもらえるなら、守備、バッティングでもチャンスメイクして、一つでも塁に出て、得点圏に進めればと思います」と前を向いた。

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