ドジャースのフラーティ、子供の頃から通ったドジャースタジアムでシリーズ開幕戦7回0封…試合後に母と熱いハグ

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース9―0メッツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースがリーグ優勝決定シリーズ第1戦の本拠地・メッツ戦で相手打線を完封して大勝。同一ポストシーズン(PS)では史上最多タイの33イニング連続無失点となり、ワールドシリーズ進出に向けて残り3勝とした。

 先発J・フラーティは7回2安打無失点の快投で、勝利の原動力となった。「ウィル(スミス捕手)が本当に良い仕事をしてくれた。彼は非常に良いリードをして、素晴らしい試合プランを立ててくれた。守備陣も素晴らしいプレーを見せてくれた。点を取った後をゼロに抑えられたのがよかった」と振り返った。

 ロサンゼルスの北、バーバンクの生まれで、幼少期からドジャースタジアムに通っていた。「ウォームアップ中に家族の姿が見えて、一緒にここに試合を見に来たことを思い出した。それが少し気持ちを落ち着かせてくれた。少なくとも、今夜はそのような感覚だった。大きな試合で過去に何度かプレッシャーに押しつぶされそうになったことがあったが、今夜は自分の力を信じ、後ろにいるチームメイトを信じてプレーできた」と喜んだ。

 試合後には母と熱いハグで喜び合う姿が見られた。「試合後に母に『ありがとう』と伝え、ハグすることができたのは大切なことだった」と笑顔を浮かべた。

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